
沖縄のチョウを紹介しています

このHPは沖縄に住む蝶々を紹介しています。
蝶は南極大陸を除く全世界に分布しています。
外見上の特徴としては触角の形状で、成虫の触角は細長くまっすぐ伸び、
先端が棍棒状にふくらんでいます。
日本では約250種類程が知られていますが、
ここでは沖縄県で確認されている蝶を紹介していこうと思います。
まずは新しく追加したものからご紹介していきます。 その他の蝶についてもメニューからご確認下さい。
ヤマトシジミ [シジミチョウ科]
●大きさ前週長約 13ミリ●成虫の見られる時期 1年中
●生息地域 沖縄~本州、東
南アジアなど
●幼虫のえさ カタバミ
わたしたちの生活する環境の中で、よく見かけるチョウのひとつです。 軟から冬にかけての、気温の低い季節に現れるチョウは、麹の地色 が濃く、黒い模様が薄くなるために、麹の模様がほとんど目立たなく なります。
気温の高い夏のチョウは、反対に、地色が薄く、黒い模様 が濃くなるので、麹の模様がはっきり見えるようになります。これも、 季節型のひとつの例です。
スジグロカバマダラ [マダラチョウ科]
●大きさ前週長約 40ミリ●成虫の見られる時期 1年中
●生息地域 先島諸島、束南アジア、オーストラリア北部など
●幼虫のえさ リュウキュウガシワ
マダラチョウ科のチョウは、幼虫のときに毒のある植物を食べて成 長します。成虫になってからも、そのときの毒を体の中にもっている ため、まずい味がして、鳥などの天敵に食べられないですむようです。 また、成虫になってからも、毒をたべる種もいます。
この毒をもっていることを、天敵によりよく覚えてもらえるよう に、目立つ色をしています。これを警告色 といいます。このスジ グロカバマダラやカバマダラも、やはり目立つ色です。そして、本当 は毒をもたないのに、姿がこの2種に似ているために、天敵からあま り攻撃されないチョウが知られています。
(ツマグロヒョウモン、メスアカムラサキ)。これは、擬態(ベーツ型擬態)のひとつで、本当に有毒なほうの種を、擬態のモデルと呼びます。
オオゴマダラ [マダラチョウ科]
●大きさ前週長約 75ミリ●成虫の見られる時期 1年中
●生息地域 沖縄、台湾、東南アジアなど
●幼虫のえさ ホウライカガミ
日本国内で見られるチョウの中で、もっとも大きな種です。
卵は、海岸に多い、ホウライカガミの菓に産み付けられます。卵か
らふ化した幼虫は、卵の殻を食べます。
その後、ホウライカガミの葉を食べ、脱皮をくり返し、体長約70ミリ まで成長します。枝などに十分に成長した幼虫は、口からたくさんの糸を吐き 糸玉を造り、そこに尾の先端を固定してぶら下がることを 前蛸といいます。その夜のうちに、脱皮をして 桶になります。オオゴマダラの桶は、純金のような色と輝きをもっ ています。
マダラチョウやタテハチョウのなかまの桶は、このように 尾の先端だけで枝などに固定されていて垂蛎 といいます。
羽化の近づいた桶は、金属のような輝きがなくなり、白っぼくなり ます。やがて、最後の脱皮(羽化)をして、成虫になります。
オオゴマダラのように、卵一助虫一輪一成虫と、桶の段階があっ てから、幼虫が成虫になるものを、完全変態の昆虫といいます。完全変態の昆虫には、チョウ目、コウチエウ目、ハチ目、ハエ目などがいます。(一不完全変態)
リュウキュウアサギマダラ [マダラチョウ科]
●大きさ前週長約 45~50ミリ●成虫の見られる時期 1年中
●生息地域 沖縄~奄美大島、台湾、東南アジアなど
●幼虫のえさ ツルモウリンカなど
沖縄では、よく見かけるチョウの1種です。春から秋にかけては、 さまぎまな環境で見られますが、12-2月の気温の低い季節には、ほ とんど見られなくなります。これは、この時期になると、成虫が越冬 のために、ある限られた環境に集合するためです。
北風が直接あたらないような、林の中の谷間などが好まれる環境です。
枯れ枝やつる性
の植物などに、多いときには、数百匹近くがとまっていることもあり
ます。ただし、ひと冬中、集合したまま活動しないのではなく、気温
の高いときなどには、花にやってきたり、飛びまわったりするのが見
られます。
ツマグロヒョウモン [タテハチョウ科]
●大きさ前週長約 35ミリ ●成虫の見られる時期 1年中
●生息地域 本州南部より南の地域、アフリカ、東南アジア、中国大陸、オーストラリアなど
●幼虫のえさ リュゥキュウコスミレなどスミレ類
マグロヒョウモンのおすとめすは、麹の模様に、かなりのちがい が見られます。この理由は、めす成虫が、カバマダラやスジグロカバ マダラによく似た姿をしていることにあります。
カバマダラもスジグロカバマダラも、幼虫のときに、毒のある植物
をえさにしています。そのため、成虫になってからも、体の中には毒
がふくまれています。
たとえば、鳥などの天敵がこのようなチョウを
食べようとしても、まずい味がするため、吐き出してしまいます。そ
れからは、まずい昧のチョウとしてこの模様を覚えて、食べようとは
しなくなります。
ところが、ツマグロヒョウモンのめすは、体の中に毒はありません。 ですから、本当はまずくはないのですが、鳥は、まずい種と同じ模様 に見えるために、食べようとはしません。そのため、より長く 生きのびて自分の子どもを残せる可能性が高くなるわけです。
これも標識擬態のひとつで、このような擬態を発見し た研究者の名前をとって、ベーツ型擬態と呼んでいます。
タテハモドキ [タテハチョウ科]
●大きさ前週長約 30ミリ ●成虫の見られる時期 1年中
●生息地域 九州南部より南の地域、東南アジア
●幼虫のえさ イワダレソウなど
ほとんど1年中、成虫の姿が見られる種です。ところが、1年中岡 じ姿ではありません。季節によって、麹の模様に違いが見られるのです。
春から夏に見られるものを夏型のチョウと呼んでいますが、麹の表 にも裏にも、眼状紋という目玉模様があります。ところが、 秋型と呼ばれている秋から冬に見られるチョウは、麹の裏側の眼状紋 が消えてしまいます。このように、同じ種の昆虫なのに、季節によっ て模様や形が異なることを、季節変異 といいます。そして、それぞ れのタイプを季節型 といいます。